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アクアテックの真空洗浄乾燥機の特徴

  弊社の真空洗浄乾燥機の特徴一覧です。の番号のついているものに関しては、一覧の下に詳細を掲載していますので、参照ください。
 
性能 洗浄 多段式真空蒸留再生器を内蔵しているため、常時、真空蒸留が可能
真空下でのフラッシュ洗浄により、高い洗浄性を発揮
事前に洗浄剤の選定テストを実施
乾燥 蒸気リンス後の真空洗浄により、酸化・変色を防止
コスト イニシャルコスト 排水が出ないため、排水処理装置が不要
多段式真空蒸留再生器を内蔵しているため再生効率がよく、高価なチラーは不要、安価なクーリングタワーで対応可能
ランニングコスト 排気回収タンクにより、洗浄剤を常時回収
再生器に「煮詰め」機構を内蔵しているため、廃油量が少ない
安全対策 ガス濃度検知システム、自動消火システムの標準装備
実機テスト機による事前のテストが可能
環境配慮 洗浄剤に環境負荷の低い炭化水素系を使用。オゾン層を破壊するフロン・エタン、発がん性のあるトリクレン等の塩素系洗浄剤、機能障害・ホルモンに悪影響を与える臭素系等の洗浄剤を使用していない。
排気回収タンクにより、洗浄剤を常時回収していることで、排出温度を38 ℃以下に抑える
メンテナンス 自己診断機能付きのメンテナンス及び故障対策を標準装備
納期 お客様のご要望に対応いたします
 
性能 洗浄 多段式真空蒸留再生器を内蔵しているため、常時、真空蒸留が可能
 

多段式真空蒸留再生器を内蔵しているため、常時、真空蒸留が可能です。
洗浄剤は更新する必要がなく、補充のみで使用できます。

アクアテックの真空洗浄乾燥機には、多段式真空蒸留再生器を内蔵しているため、溶解した油は沸点の差を利用し、沸点の低い炭化水素系洗浄液のみを使用しているため、常に新しい液を循環しています。
また、新液から2,000時間稼働後の洗浄剤をガスクロマトグラフで分析し、洗浄剤の老化度を確認した所、99.9%の純度を保っていました。 現時点で30,000時間稼働させているものでも、問題は生じていません。
 
多段式真空蒸留再生器
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性能 洗浄 真空下でのフラッシュ洗浄により、高い洗浄性を発揮
 

真空下でのフラッシュ洗浄。
超音波に上下揺動機付き。

真空・大気圧を繰り返し洗浄するフラッシュ洗浄により、めくら穴のある部品や、パイプ、短尺リードフレーム材で0.15t厚で油が付着している状態でも、たまった空気が抜け、洗浄剤が入り込み、高い洗浄性を発揮します。

また、脱気後に超音波を使用することで、キャビテーションが強力になり、洗浄効果が高まります。キャビテーションは空気に触れることにより減衰します。水中に含まれる酸素濃度が約2%であるのに対し、炭化水素中には約14%も含まれています。このため、大気圧下で超音波を使用すると水系洗浄時より効果は弱くなってしまいます。
ただし、従来の大気圧用の超音波では、真空と大気圧の圧力差で振動子が壊れ、続いて発振子も壊れるために、6〜9ヶ月しか持ちません。このため、真空用に改造した超音波を使用しています。
 
発振子
振動子
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性能 洗浄 事前に洗浄剤の選定テストを実施
 

あらゆる炭化水素系洗浄剤を使って事前に確認テスト。
洗浄剤の長所を最大限活用し、欠点を設備にてカバーします。

アクアテックの真空洗浄乾燥機には、炭化水素系洗浄剤(第4類 第2、3石油類)を使用します。炭化水素系洗浄剤でも、前行程で使用している油により、ノルマルパラフィン系、その中に界面活性剤及びアルコールを加えたもの、グリコールエーテル系と変わります。洗浄剤は主に前行程で使用している油が鉱物油か水溶性か、またはその両方かによって選定します。洗浄にはこの洗浄剤の選定が大きなポイントとなってきます。
 
炭化水素系洗浄剤
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性能 乾燥 蒸気リンス後の真空洗浄により、酸化・変色を防止
 

真空乾燥、さらにその前に蒸気による仕上げ洗浄

●真空乾燥の前に、蒸気による仕上げ洗浄(リンス)を行います。
●乾燥時には一挙に高真空にするため、 洗浄剤の沸点が下がり、突沸現象をともない乾燥します。このとき、真空と大気圧を繰り返すフラッシュ洗浄を行うことで、乾燥時間を短縮できます。
●熱風乾燥と異なり、温度を80〜100℃までしか上げないため、酸化・変色がおこりません。このため、後行程での密着性がよくなり、不良率を押さえることができます。
 
  炭化水素系全自動3槽式真空洗浄乾燥機(2型)
角バスケット寸法:400x300x200H(mm)/ 丸バスケット寸法:φ300x400L(mm)
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コスト イニシャルコスト 排水が出ないため、排水処理装置が不要
 

排水が出ません。そのため、排水処理装置が必要ありません。

水系洗浄の場合、洗浄装置に対して排水処理装置が必要ですが、弊社の真空洗浄乾燥機は排水が出ないため、排水処理装置を必要としません。
排水処理装置が必要な場合の、問題点(設置スペース、排水コスト、排スラッヂ)をすべて解消します。
 
  炭化水素系全自動2槽式真空洗浄乾燥機(液中液上揺動機構付き)/バスケット(ナイロンコーティング付き) 寸法:600x400x450H(mm)
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コスト イニシャルコスト 多段式真空蒸留再生器を内蔵しているため再生効率がよく、高価なチラーは不要、安価なクーリングタワーで対応可能
 

冷却水はチラーを必要としません。
クーリングタワーの循環水で十分です。

3段の多段式蒸留再生方式を採用しており、蒸留効率が良いため、クーリングタワーで十分です。
蒸留効率が悪ければ、チラーを使用し、水温を下げる必要がありますが、この場合、一次側も含めイニシャルコストも高くなり、経済的ではありません。 この多段式蒸留方式はアクアテックの特許です。
 
 
クーリングタワー   クーリングタワー用ポンプ
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コスト ランニングコスト 排気回収タンクにより、洗浄剤を常時回収していることで、排出温度を38 ℃以下に抑える
環境配慮
 

真空ポンプにより排気された洗浄剤は回収されます。
洗浄剤を回収することで、排気温度も下がります。

真空ポンプにより排気され、蒸気となった洗浄剤も、排気回収タンク(ET)で回収します。38℃以下の炭化水素系洗浄剤を通して回収するため、効率よく回収でき、さらに放出される空気温度も38℃以下になり、地球温暖化防止の環境面でも優れています。
一般では炭化水素系以外の油を使用しているため、回収効率がよくありません。
 
  炭化水素系半自動1槽式真空洗浄乾燥機/バスケット寸法:1400x580x500H(mm)
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コスト ランニングコスト 再生器に「煮詰め」機構を内蔵しているため、廃油量が少ない
 

廃液がほとんど出ません。
また、排出された廃液は燃料助剤として再利用できるため、廃液処理費がかかりません。

多段式真空蒸留再生器に入ってきた油は、蓄積されていくため、排出しなければなりません。トリクレン、塩化メチレン等は混入した油と洗浄剤を一緒に排出していたため、廃液が多くでましたが、本装置では「煮詰め」という行程を行い、蒸留再生器内の油のみを濃縮して取り出すことができるため、廃液量が非常に少なくなります。
また、排出された廃液は燃料助剤として再利用できるため、廃液処理費はゼロになります。廃液はお近くのリサイクル業者をご利用いただくか、もしそういった業者が見つからなければ、弊社に送っていただいても結構です。
 
  炭化水素系全自動1槽式真空洗浄乾燥機/バスケット寸法:φ850x1100H(mm)
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安全対策 ガス濃度検知システム、自動消火システムの標準装備
 

防爆仕様、ガス濃度検知システム、自動消火システムを内蔵

安全対策として、異常時には自動消火ボールに合わせ、洗浄槽及び乾燥槽の扉自動閉、一次側エアー自動遮断、排気ダンパー閉、自動電源断、となる自動消火システム回路をシークエンスで取り込んでいます。
アクアテックの真空洗浄乾燥機は国内の消防署で最も厳しい規則の広島県呉市(火薬工場が多いため)、神戸市(震災の経験があるため)にも納入実績があり、各消防署の指導規則もクリアしています。
 
自動消火ボール CO2自動消化器 ガス濃度検知システム
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安全対策 実機テスト機による事前のテストが可能
 

実機テスト機で事前に何度でも洗浄性の確認ができます

導入前に、弊社所有の実機テスト機を使って、いつでも、何度でも、洗浄性のテスト、残留油分分析等の評価が行えます。
洗浄する対象(ワーク)を弊社に送付いただくと、洗浄テストを行い、結果と評価をご連絡いたします。十分に内容をご確認いただいた上で、安心して導入をご検討いただければと思います。
 
  全自動5槽式真空洗浄乾燥テスト機
角バスケット寸法:400x300x300H (mm)/ 丸バスケット寸法:φ300x400H (mm)
 
  長尺ワーク用半自動1槽式真空洗浄乾燥テスト機/バスケット寸法:7000Lx300x200H (mm)
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メンテナンス 自己診断機能付きのメンテナンス及び故障対策を標準装備
 

自己診断機能付きのメンテナンス、故障対策を標準装備

真空ポンプのオイル・グリース・熱媒体油等、定期的に液交換・補充をしなければならないものは、必要な時にタッチパネル上に警告、ブザーがなるようにシークエンスプログラムされています。
さらに、機器が故障した場合、故障箇所と対処方法がタッチパネル上に出るよう、自己診断機能もプログラムされています。
 
  タッチパネル画面(フルカラー表示はオプションです。)
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